有澤いつき

 血と雨の追憶、まで読ませて頂きました。レビューさせて頂きます。  描写ということで、そこについて触れたいと思います。まず言葉遣いとしては、戦国時代とあやかしという和風要素があるわけですから、それを醸す言葉があるとより雰囲気がでると思います。なかなか難題かとは思いますが。  全体的に描写量は少なめに思われます。しかし内容としては濃い場面が多いように見受けられるので、文章量つまり描写量を増やしても良いと思いました。情景について、量の少なさもありあまり目に浮かびませんでした。戦闘描写は力をいれているように感じましたが(才蔵さんの登場が今のところ一番かっこよかったです)、領地の光景などの背景に関してはもっと書いても良いかもしれません。時代を感じさせる描写、ですね。  場面転換は空白で切り替えているようですが、もともと空白が多いので切り替わった場所がわかりにくいです。棗と茅の過去話はいつから始まったのか曖昧でしたので、読みやすい配慮が必要かと。    以上です。頑張ってくださいませ。
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レビューありがとうございます! 時代を感じさせる描写……うー、難しいですね……。 才蔵のところはかなり頑張った記憶があるので、そう言っていただけると嬉しいです。 これから加筆修正していこうと思います。 ありがとうございました!
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世界観を醸す描写ができれば何よりと思いますが、なかなか難しいことですよね。言うだけなら何とでも言えるのですが…… 時代を感じさせる、とは言えないかもしれませんが、たとえば衣服。愛姫はきっと着物に身を包んでいるはずですから、その美を印象的に記す、など。 甲斐の国があやかしに落とされているので全体的に禍々しい雰囲気があり、和風とも一概には言えませんが、その土地の様子、雰囲気が滲むと良いかと。奥州は素朴なのか絢爛なのかなど、多少目に浮かぶと良いと思われます。 あと、これは本当に私見で気を害したら申し訳ないのですが、炎とか雷の属性がどうにもばさらみたいだなあ、と……←
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