優輝

サークルより、ご依頼ありがとうございます。修正済とされている星の名の章まで拝読させていただきました。 視覚的イメージ(特に色)を大切に描写されているのが伝わり、作者様の描く世界を共有できるのが良いなと思いました。 章説明のページについて。合間にちょっとした笑いや解説があり、いい息抜きやナビゲートになっていると思いますが、語り手が「神」になる以前の章は個人的には興がさめてしまいました。1ページ目から物語は始まっているので、その瞬間から作者の存在を読者に感じさせてはいけない(とは私が個人的に思っていることですが)。物語自体が作り物の世界であるということを認識して現実に戻されてしまいます。特にgdgdなど物語の世界観を逸脱した表記に始まる最初の章。一章ごとがもっと長い作品であればまた違った感じ方になるかもしれませんが。 冒頭、現実世界から異世界へのギャップを際立たせるために、もう少し近代的・現実的な描写を加えても良いかと(主人公が倒れる前までに)。街並みの描写もですが、街を行きかう現代人たちのクリスマスに浮かれたり現実に疲れた心理描写や飛び交う会話などをとりとめなくぶち込んだりなど。 私が一番気になったのは地の文の一人称と三人称の切り替え部分でした。個人的な感覚では、人称はどちらかに統一されているほうが読みやすい。ですが作者様は意図して書き分けていらっしゃるようなので、切り替え時に記号を入れるなどして明確にすること、コロコロ変えずにもう少し切り替えの頻度を減らすことを提案させていただきます。三人称で語られている部分でも心理描写を自然に混ぜることが出来ているのと、場面場面を引きで見た情景を上手く表現出来る方なので、三人称よりに修正されることを個人的には望みます(もちろん最終判断は作者様に) 半角・全角は統一された方がよろしいかと。特に前半に多く見られた「??」と、カナが全角の単語と半角の単語が一文に並んでいる箇所があり目に付きました。感嘆符の使い方は正確には2つ並べるときのみ半角(!!、!?)で単体で使う時は全角らしいです。このルール自体は縦書きを意識して生まれたものだと思うので横書き前提の携帯小説においてはさほど重要性があるとは思えませんが。私は2つ使いのときも全部全角にしてるんでそこを深く突っ込むつもりはないですが、混在は気になりました。 ……続きます。
・11件
すみません。個人的な考えや感想をぶちこんでしまったので長くなってしまいましたorz こっから先はレビューじゃなくておまけです。個人的・感覚的なこと満載でお届けします(笑 転生までのシーン。 まったく未知の世界に飛ばされるというのに、主人公と神様のやりとりがあまりにのん気というか、主人公の不安があまり感じられない。そもそも転生というのは何なのか?ゼロから生き直す(赤ちゃんから)という可能性は思い浮かばなかったのか。主人公はあまりにも言われたことを素直に受け取りすぎ、理解が良すぎ、質問が少なすぎに感じました。主人公が読者と同じく新しい世界について無知なのだから、読者に説明するのと同じ感覚で主人公
これで最後です。 主人公キャラについて。 いまいち掴みきれないままでした。やたら子供っぽい口調や考えなしとしか思えない行動は「青年」(←冒頭より)というより「少年」に感じます。題名から黒の代名詞であると推察される主人公は、記憶喪失という暗い過去を抱えた少し影のある人みたいな位置付けもしくはダークヒーロー的なものを個人的には期待するんですが、そうではないようで。少年ならそれでいいんですが、時折見せる人に遠慮したり気を遣ったりというところは大人びて見える。私にはこれが、二面性というよりもブレに見えてしまった。 全体的に。 これはえーと、あまりにも個人的な狭い視野での感想なので参考にしないほう
優輝さん、おはようございます 詳細なアドバイス、感想ありがとうございます! 章冒頭についでですが、ごもっともだと思います。ただ誰を語り手として出そうか悩み、結局僕がでしゃばり現状放置という形になってました; 直ぐにでも修正できそうなので手を加えておきます。 世界と異世界の差別化ですが、初めにあまり出せない理由があるんです; 一応出せないなりに捻ったのですが、やはり物足りない感が否めないと自分でも思います。異世界の進行中には現実世界のもの(携帯、車等)を意識させたくないので、初めに出せる範囲(ビル、信号機等)の描写を増やしたいと思います。 人称については出来れば第六章以降も見ていただき
『ついに』ですね。これも直ぐに取り掛かりたいと思います。ありがとうございます! ギルドに行くのを止めないおっさんについてwww 確かに無責任ですよねほんとに。描写でカバーしたいと思います。 当初主人公は暗い感じにしようかと思ったのですが、敢えてブレている主人公にしました。理由は彼自身に『自分』が確立されていないからです。人との関わりは自分を創るために必要不可欠だと僕は思います。その記憶が無い彼がきっちり型にはまるのは物語の最後を彩れず勿体無いと思いました。 ですから、この時点で不安定と受け取って頂けた方が僕は嬉しいです。 記憶についてどの範囲があるのかを曖昧に表現してしまったのは僕
7件
現実世界を書けない理由? 何か伏線めいたものがあったんですね、すみません^^; 私が「心理や会話をとりとめなく」と書いたのは映画とかの冒頭のワンシーンにありがちな街の雑踏をイメージしたんですが(その中で携帯片手にしゃべる女子高生とか渋滞中の車のクラクションと運転手の罵声とか近代文化を感じさせるものも一緒に書ければと)うーん伏線でしたか。じゃああんま気にせずに(笑 6章以降っていうのは紅蓮の壱等星以降ってことですか? ご希望なら先も読んでみますが…… 切り替えがうまいかどうか、という以前に、私自身が一人称と三人称が混在する作品をあまり好んでいないという個人的な感覚があるんで、私の印象があてにな
6件

/1ページ

4件