童子

依頼にありました、激辛にてレビューさせて頂きます。 まず文章の密度が薄いなと感じました。 文章のひとつひとつがいささか冗長であり、物語のテンポがゆっくりです。 しっかりと腰を据えて、物語を紡いでいこうとしているのは分かるのですが、描写過多気味だと感じます。 例えば十万字で紡がれた作品と、一万字で紡がれた作品があるとして、読者が両方同じぐらいに面白いと評価します。 ここで云う、"Quality"の高い作品とはどちらでしょうか? 描写が多い作品=面白い作品では無く、更には質の高い作品ではありません。 ただダラダラと描写をしていては文量だけが水増しされてしまい、作品の質――つまりは密度が薄まります。 勿論、作者様が伝えたいもの、書きたい文章があるのも察することは出来ますが、ただそれだけでは良い作品は生まれません。 具体的に言えば、文章を削ると云う単純な事ではなく、書いた文の中身を抽出し繋ぎ合わせたり、他にもひとつひとつの表現を洗練させたりして、文章の密度を高め読みごたえのある作品にして頂きたい。 イメージとしては、300p分の内容を100pで表現するような感じです。 または、あらがきや概要をイメージして頂ければ。 それと作品の展開としては話の道筋をしっかりと立てて進められていますが、読んでいてややスローテンポな作品だと感じました。 その原因は冗長な文章にあり、ギュッと質を高める事で物語のテンポが改善されてよりスピーディなものとなり、読者を惹き付ける事が可能かと思います。 個人的嗜好もありますが、現時点では内容を含め、読んでいても作品に惹き付けられませんでした。 以上でレビューを終了します。 これからも頑張ってくださいね。それでは失礼しました。
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ありがとうございました(´・ω・`) やはり重い描写ですか…参考になりました。 少ない文章で多大なことを伝えることを目標にして行こうと思います。

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