神楽 佐官

 大リーグボールなのですよ。  『巨人の星』の。たとえて言えば。  形式が新しいようでいて、根っこが日本男児なのですよ。  カリカチュア化されているようでいて、じつは大和魂を書いているです。  21世紀は科学の時代で、鬼のいない時代ですから。  科学が社会の闇を消しちゃったんですね。  闇がいないと鬼が住めない世の中になる。  でも、社会って、光と闇の両方ないと成り立たない部分もあるわけで。  で、闇がなくなるとこの小説の世界みたいになってしまう。  鬼がいないもんだから、神を殺すしかないという。  まだ小説の途中なのでなんともいえませんが、そんな印象を受けました。
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レビューありがとうございます。 大リーグボールと形容されたのは初めてですが、なるほど確かにと自分で思ったり。 基本的に、第二次世界大戦の日本のなぞりをやってる感じです。 天皇は人間だなんてことは誰しもがわかっていることなのに、なぜかそれを言えない。実際にあった空白の時代が僕の思考を作り上げています。 これから話の肝です。完全な善人はいないということを証明するように持っていけるよう頑張ります。 ありがとうございました、もしよければ続きもお願いします。

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