たすう存在

まさかエブでこれほどの小説が読めるとは!?って思うほどの作品です。 日頃から書籍小説と携帯小説は違うと主張している僕ですが、この作品は携帯小説としても読みやすい上に、そのまま縦書き・紙媒体に移行しても全く見劣りしないのではないでしょうか。 改行を多用するわけでもないのにすいすい読めるのは文章にリズムがあって音が流れているからでしょうか。 題材にもメッセージ性が感じ取れますし、読者に荒涼としたアメリカホラー小説的な雰囲気を味あわせつつも(キングのシャイニングを思い出しました)、ラストでの一人称を生かした意外で秀逸なオチ……。 本当に凄い作品です。 いやあ、田中さんのファンで良かったです。
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タッスさん閲覧レビューありがとうございます! さすがにちょっと誉めすぎと思いますが、素直に万歳、ありがと。嬉しいです。今回は情景描写と雰囲気づくりに気を遣って書いてみたので、前半はいつもより丁寧なのですが後半がちょとスピード違反ね..。読んでくれる方貴重なので、遠慮しないでダメなとこあったら教えてくださいね!
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前半しっかりで、後半、クライマックスは進行重視はエンタメでは正しいと思いますよ。 もとより僕なんかがどうこう言える完成度ではないんですが、個人的に一点だけ。 スピード違反と関係もあるのかもですが、最後、ぐったりとしている、のトコにかろうじで息はある、みたいな一文があると分かりやすかったかな、と思いました。 一読目の時に、最初からゴーストやった?と(つまりあの時点で殺されてたと)シックスセンス的な誤読をしてしまったんで。 いや、僕の読解力のなさのせいなんですけどね。
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