盲目の僕はなんでも観える

桜が散りはじめた頃の出会いが平凡を演じていた僕の人生を変えた。

幻嵐

28分 (16,655文字)

78 25

あらすじ

 僕は盲目だ。つまりは目が見えない。  けれど僕は見えない眼を補う異能を持っている。  そんな僕が桜の散りはじめた日に足を運んだのは学園の生徒会室。 「あなた目が見えてないでしょう」

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