幽歩山道

――目の前にあるのは、果たして何なのか

なるみ

8分 (4,639文字)

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あらすじ

幽歩山道。 山を越えて村と村を繋ぐ、一本の道。 三百年ほど前にさかのぼる。 飢饉に襲われたこの村には、寛治という青年がいた。 彼はある日、隣村へと送り出されることになった。しかし隣村へ行くには

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