拙いながらも、レビューさせていただきます。 まず、表紙の女性の美しさに心惹かれました。 そして「あま」という職業に轢かれました。 海に抱かれ、海に降りていく、そうして生きている、生かされていると

最初に読んでから結構経つのに、今でもふとした時にするりと胸に入り込んでくる、不思議なお話です。 もうちょっと昔までは、こんなふうに自然の恩恵を全身で感じられてたし、見知らぬ人にもみんな割りと寛容だっ

語り口調の冒頭から、グッと引き込まれてしまいました。 これは若人には書けない代物です。 島の豊かさと綺麗な海と書家。 ちょっと儚げで切なかったです。

ブルースが漂う作品でした。 似たような経験を持つ女性は多いと思います。 けど悲惨な臭いはなく、 どこかあっけらかんとした明るさが残る辺りは さすが作者さん特有の、 しがらみにこだわらないお

小説も書ける人だと思ってましたが、やっぱり素敵な作品を書かれるんですね。 バカな女で、でもそれを蔑む気にはならず、そしてそれにつけ込む訳でもなく、ただその生活にするりと入る男もまた、何故だか憎めなく

ああ、なんかわかります(笑) 男と女のズルさ。 出て行きながら寄りを戻したい男。 出て行った男にも新しい男にも未練のある女。 戦う事で傷つくより、離れる事で負う傷を選ぶ男。 でもそのズル

やっぱり筆プレイは有りですか!? 有なだけに。