15分 (8,509文字)

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あらすじ

 敗北へ傾く戦争に翻弄される人々、取り分け父に対する少年・次郎の憤怒の眼を通した、ある一つの終戦の記。

感想・レビュー 1

終戦記念日はもう過ぎていますが、平和の意味を再考する意味でも広く読まれて欲しい作品です。 短編ながらも正確な文章と時代考証に基づいた堅固な物語世界に深く惹きつけられました。 末期的な戦局にあって、
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