感想・レビュー一覧 10件

この主人公の救いとはなんだろう? 読後にそんなことを考えてみました。 敬愛する江戸川乱歩作「芋虫」においては、孤独地獄に落ちた妻への救いは、自ら井戸へ身を投げた夫の残した「ゆるす」の一筆だったでし
エロとグロには深い関連があるのだとか聞いたことがありますが、この作品を読んで、それぞれが生と死を象徴するからなんだろうなぁとぼんやり実感しました。 生の象徴であるエロ、それが結実したものであるはずの
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土着信仰の背後にクトゥルーっての好物です(´∀`) グロテスクなのに悲壮感ないところがまた怖いというか、酷い事してきてるし狂気なんですけど、奥さん前向きですよね。 無亡(亡はわざとでしょうか)を
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融合! なるほど(ノ´∀`*) 狂ってると言えば、狂ってるんですが、真っ直ぐですよね。周りの「正義」の方が、いつの間にかぐんにゃり歪められてて。 こういうなかでは、人は目の前のものしか信じられなくな
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終盤、映画のキャタピラーのようなオチを想像した。 そしたら奥さん、さらにいきよったか~と唸っておりました。 捧げ続ける負のループ 終わらなさそうで恐かったです クトゥルフ神話きましたか 流石
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一途な想いをホラーにしたこの作品。じつに怖い。一途な愛はこんなにも人を狂気させるとは知りませんでした。名前の覚えられない神様、怖いです。
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あとがきにも書かれているように、エロとホラーの融合を見せてもらいました。 いや、魅せてもらったと表現するほうがこの作品には合うのかもしれません。 只の肉の塊になっても愛する。 それは本当に愛
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結局、女がやっている事は、この国が戦争をしているのと同じ事。でも夫の為、いや、自分自身の為に自分だけの生き神を作り、その言葉のままに殺戮を繰り返す。 女の情念は恐ろしく、人間は愚かなんですよね。
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おはようございます。 ぶっこんできましたね、クトゥルー。 妻の望みを叶え続けた結果の夫のなれの果てを想像すると、ぞっとします。 ありがとうございます。
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人の想いが念となり、狂気となる様が、足元から気持ちの悪いものが這い上がってくるように伝わってきました。 いやぁ……この後味の悪さ。 何とも言えない気持ちにさせて頂きました。

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