華月詩歌

だから願う。私を、呼ばないでくれ。

春羅

ファンタジー 連載中
1時間38分 (58,488文字)
平安時代を基にしたファンタジーです。

5 29

あらすじ

 許されるのはこの程度だ。左頬に幾筋も流れる涙を、指でなぞり掬う程。  薫は拒むこともなく、まだ私を見詰めたまま。そして瞳は絶えず潤む。  今ひと声で、箍が外れそうだ。  だから願う。私を、呼ば

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