受賞

ウィンクルム

――本にまつわる、誰かとのつながりを、つなぐために

子無狐

SF 完結
16分 (9,534文字)

11 73

あらすじ

 今から、少しだけ遠い未来。  めまぐるしい時代の変化により、千年以上続いてきた紙の記録は、その地位を片隅へと追いやられるようにもなってきていた。  その一部である、本という形も例外ではない。  今

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目次 1エピソード

感想・レビュー 6

修復という仕事自体、その形だけじゃなく纏う空気や息遣いを再現するものだという話を聞いたことがあります。 修復されるものには、作られたとき手に取ってもらえたとき、それを愛でているときに必ずしもストーリ
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本を通じて培われた栞とテルケダの強い絆。 WEB小説でありがなら、本という媒体の価値を改めて考えさせられるこの作品。 せつなくてとても美しい世界観の物語です。優しい気持ちになれました。 もし5分シリ
ネタバレあり
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 私の実家には、私が高校生になる直前くらいまでのアルバムしか存在していない。私が高校生に上がってから、一体何が起こったのか。いや、その、私個人がグレたとか、そういうのは置いといて、だ。最も明確な理由は
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