バス停のユニコーン

虹色の渦の瞳。風のような水のような角。星散らすたてがみ。彼の者が、私の隣に居た。

きつね

5分 (2,511文字)
天の果て 地の底まで 籠を紡ぐことは能わない けれども……

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あらすじ

私がしあわせだった最後のとき 私がきれいだと思った最後のもの その、大事な靴に、黒い傷がついた。 私の中の子供は 風船のひもを離してしまった。 何かが損なわれ、失われた そのとき私の隣に立ったのは

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