破滅の書

彼の望みは何だったのか

駒田

14分 (8,265文字)
男の望みは、何だったのか

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あらすじ

貴族の下で、武士が力をつけ始めた時代。 男は、精霊に目をつけられた。 その高慢な精霊は、男の望みを叶えると言い出して… 平安中期から末期を舞台にしたお話に出てくる男がモデルです。 五月人形のあの人

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目次 1エピソード

感想・レビュー 1

女が精霊であるからこそでしょうか、人の愚かさと高潔さを強く感じます。 和のファンタジーで、禁じられる約束事の為に、鶴女房や雪女を連想する日本昔話風味です。 鶴女房では「見るな」。雪女では「言うな」
ネタバレあり
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