西参り

街の隅に追いやられた聖地。それを巡る女たちがいる。

倶舎那

3分 (1,275文字)
街の表層の下に潜む土着信仰の幻視

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あらすじ

 旧暦の四月と十月、彼女たちは数人ずつ組になって、この島の西側の聖地を巡拝する。これを「西参り」という。  一族最後の女である「私」はある思いを秘めて「西参り」に望む。

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