用務員のおじさん

生きんとあかん時代やった。生きるのが必死な時代やった。

赤松さち

5分 (2,773文字)
短いお話です。

5 2,203

あらすじ

おばあちゃんは、夏休みの宿題の為に、当時の学校の話を始めてくれた・・・

感想・レビュー 6

『名もなく貧しく美しく』 そんな小説を思い出しました。 「懸命に生きる」当たり前のようで至難の業、 それをサラリと描くーこの至難を 克服出来ている良品です。
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これは名作です。平凡な老女の思い出話しのようですが、社会の底辺と思われている人への尊厳が描かれています。冒頭からノンフィクションのようにリアリティがありますが、終盤に向かって徐々に混沌としていきます。
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初めましてm(__)m 作品読ませて頂きました! おばあちゃんの語りかけるような、お話や言い回しが最大の魅力ですねヽ(・∀・)ノ 内容も時代が時代だから、当時の事を知る人はこれから少なくなっていく
ネタバレあり
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