受賞

百人村(寓話版)

妄コン「100」佳作。和風ダークホラーファンタジー…そんなジャンル有りましたっけ。

南波 せつ

ホラー 完結
8分 (4,374文字)

59 3,965

あらすじ

百人村と呼ばれる秘境の村落は百年以上、ある秘密を持って平和を保っていた。村には涙と苦渋の中で守られて来た恐ろしい掟があったのだ。百人村の絶対数はいつでも百人──。

目次 1エピソード

感想・レビュー 3

質の高いホラーでした

「百人村は何故四方を鉄の壁に囲まれているのか」、「そもそもこの奇妙な村は何故存在しているのか」といった読み手の疑問にきちんと答えつつ、しっかりとした筆運びで物語が綴られていて、面白く読めました。 一見
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怖い話でした。

社会主義でも資本主義でも、民主主義でも、世の中を統治する仕組みは全体としての利益を優先し、個は後回しになってしまいます。 それが集団のためなので仕方ない、と言ってしまえばそれまでですが、私たちの世の中
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何処かにありそうな村の名前に込められた戦慄の意味。

昔誰かが言っていたアメリカのホラーと日本のホラーの違いというのがあって、それは理由の有無だという話。 シャイニングしかりジョーズしかりそこには理由が明確に示されている訳ではないがとにかく襲われるとい
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