催涙雨

二人の女の話。時代設定、終戦後。場所、京都。

更紗

恋愛 完結
7分 (3,777文字)
レトロ感出す為、所々古風な言い回ししてます。|ω・*)

18 248

あらすじ

人にはそれぞれ思い出がある。 二人の女がそれぞれ想うのは………。 2019.06.30完結 余りにも急ぎ働きだったので07.01に少し修正かけました(っω<`。)

感想・レビュー 4

悲しくても強く生きなければいけない時代

この時代の人間は、今よりもずっと生きる事に必死だっただろう。 その中での想い人は、生温い今の世に生きる私が想像してるよりもずっと、心の支えとなるだろう。 堕ちた華族(かな?)の姐さんを探し続けてくれた
1件1件

しなやかな強さ

青竹の様に真っ直ぐ。 きっとそう言う風に生きていた女性達なのだと思います。 たとえ余所から見たらそうは見えなくてもです。 重苦しい圧迫感に、直ぐにでも潰されそうな危うさがありますが、芯にあるしなやか
1件1件

こんなにも近くに……

ラストのページは衝撃でした。まさか、こんなにも近くに…… 空から落ちてくる心の中の雨、二人の女性の近くて遠い距離、霞がかった旦那の姿、そして七夕……全てが一つに繋がり、切なさと儚さが胸を締め付けます
1件1件
もっと見る