ある凶悪犯のやったこと

俺には、何もない……はずだった。

板倉恭司

13分 (7,609文字)

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あらすじ

幼い頃から、筋金入りの悪党だった藤田忍。やがて警察に逮捕され、刑務所へと収監される。だが、忍は脱獄した。彼のたったひとつの持ち物である、自由のために。

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目次 1エピソード

感想・レビュー 2

心地よい物語に浸れる秀作でした。

脱獄犯の藤田忍。何もなかった彼が唯一、手にしていたもの、自由。これを奪われることは我慢できない気持ちは一理あります。はからずも不良少年らに絡まれる母娘を助ける。そして、彼女達の家へと向かう。見事なスト
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最期に残ったもの

忍はとんでもない悪人ですが、彼の心は絶えず人の温もりを求めていました。 真理亜と沙羅とのやりとり、特にラストの沙羅の手紙を通して、最期の最期に忍の心が救われたことが嬉しいです。 心に傷を負った悪人
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その他情報

公開日 2019/7/3