鱗の化け物噺~はじまり

舞台は平安前期の時代。ある化け物の子である双子の少年と少女のお話。

春咲く やよい

2時間0分 (71,738文字)
完結しました!次回作をお楽しみに!

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あらすじ

京の都より南方の山近くにある小さな村。そこには昔から化け物が住み着いているという。 〝ヤマタノオロチの欠片から生れた化け物〟そう人々は言った。 空は曇り続きでろくに作物も育たなく生活は苦しいものだっ

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感想・レビュー 2

物語の動きに期待

まだ数十ページしかないので序盤も序盤といったところで話は未知数ですが読んでみての感想です。 まず初めに、作者さんはきっと、携帯小説だけではなく紙の本をよく好み読む方なのではないかという感想を抱きまし
1件

現代人が失った何かが伝わってくる気がします

平安時代前期の話。〝ヤマタノオロチの欠片から生れた化け物〟が住むという。この冒頭だけで、読み手の熱が上がります。純粋無垢な少年と少女の出会い。大人の事情は関係ない。先入観ではなく、自分が自分自身で見て