高野の万年苔

万年苔は永遠に青々と……

仙冬可

ホラー 完結
11分 (6,203文字)

18 63

あらすじ

サークル「エブリスタのなんか」主催 秋イベント2019に参加 タイトルは隅野十三様から。 制作中の呟きはこちら「秋イベの楽屋」https://estar.jp/novels/25530973 ※作品

感想・レビュー 3

心に霧の立ち込める様な···

まるで修行僧の目線を辿るような···静、瞳に映り込む情景に心動かされます。 何だろうなこの感じ···と思わされます。 ↑そのうち他も読んでいけば解るかな❓️と お邪魔させて頂いています。 響きを、
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湿度と冷たさと……

湿度と冷たさ、美しい言葉に惑わされてはいけない。 本作は紛れもなくホラー小説であり、此処に描かれている事象はおそろしく、そしておぞましい。 終盤になって明かされる答えは、我が国古来よりの妄執の結実
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そんな人もあったのではと思うほど。

一瞬、古典を読んでいるのかと思うほど、古い時代の日本の湿度に、じっとりと浸かってしまう。歴史を辿ると、自分が知らないだけでこんな事もあったのではないか。 そう思わされるほど、自然に周到に怖いお話でした
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