箱 ――はがき――

文箱の中に眠っていた、二十年前に捨てられたはずのはがきと、受け取るはずだった男の逡巡。

御陵

5分 (2,475文字)
#箱の一つです。短いお話なので、お手間は取らせませんが……。

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あらすじ

母親の十三回忌の夕方。未整理の遺品の文箱に、捨てられたはずのはがきを見つけた『俺』。 二十年前を思い返し、男の中に迷いが湧き上がる。 ※2019/10/5  二文だけ追加修正しました。  ほとんど何

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感想・レビュー 1

節操のない自分を反省

俺には到底我慢できない 作品のしっかりした骨組みに腰掛けて 火照った記憶を冷ますことさえ難しい
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