『手紙』

 以前に投稿した同タイトルの『手紙』を、手直しして再投稿です。

藤牧 明

7分 (3,630文字)
 内容はちょっと違ったものとなります。

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あらすじ

 厳格、誠実な父に育てられた私は、折角結婚して産まれたという息子にも、厳格で、誠実な人間になれという教育しか出来なかった。    それでも何とか、“親子”として生きてきたある日の事、息子が人生最大の過

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感想・レビュー 2

ただ、やりきれなさが胸を突く……

ああ…と思う。言葉が浮かばない。本当に。読了後に身を委ねながら、喪失感が居座り、胸がかき乱されるというのがこういうことなのかと思い知る。互いに思いやっているのに、不器用というだけでは片づけられない感情
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親子が向き合う時間。決して疎かにしないで下さい。

手紙っていうのは憎いやつだと思う。 面と向かって話せば済むことなのに、書いている本人がいなくなった時に限って、一番大事な事を告白してくる。表情も見ることができないから、本人がどんな心持ちで書いたかも
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