台風一過

母を逃がすためにわたしができたことは……

百道みずほ

8分 (4,380文字)
妄想コンテスト第110回手紙に参加しています。

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あらすじ

わたしはもう大きくなったから機会をみて逃げてねと伝えてあったけど……わたしがいるために逃げない母にもようやく転機が訪れました。

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目次 1エピソード

感想・レビュー 2

盾になり続けた母

大人と子供の境界に佇む咲ちゃん。 母に僅かな苛立ちを見せ、父の言動に憤りを覚える。何ら間違ってませんが、その想いの巡らせ方は少々青さを感じました。 恐らく、本当に父や祖母には好かれていたのでしょう
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母と娘の絆を感じます

いつの間にか、母の背丈を超えて娘は成長しているものなのかもしれません。 いつの間にか、母よりも強く賢くなった娘は、母の幸せを願い、時には幸せに手を伸ばそうとしない母に、苛立ちを覚えます。 けれどそれ
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