おもちゃ箱

柔らかな言葉を一つ、トゲドゲだらけの心を一つ、ガラクタ入れにしまいこんだ。

冬沢恒哉

42分 (24,841文字)
なにこっち見てんだオラ、あぁ? どうぞごゆっくり見ていってください。

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あらすじ

 忘れたくない気持ち、というものがあるもんだ。その時々、ふと浮かぶ感情ってやつを、どこかにしまっておきたいな、って。  そんなことを思いついて、おもちゃ箱を持ってきた。  だから、自分の感情を、

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