真っ白な夜をたどれば (続編連載中です)

「覚えてないのか?」「きれいさっぱり、真っ白です」あたしは、絡まった毛糸を解いて手繰り寄せるみたいに、彼との夜を遡る。

秋月伶香

恋愛 完結
12分 (7,000文字)
  『目が覚めたら白』応募作品です。

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あらすじ

 目を覚ましたあたしは知らない部屋に居て、裸で誰かの腕に抱かれていた。背中からは誰かの気持ち良さそうな寝息が聞こえる。 「どういうこと?これ」  彼は眠そうな目を開いてあたしを見る。 「どう

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