高い梢のてっぺんに

 いつの頃からだろう。 「おとうさん」 、そう呼ばなくなったのは。

柿ノ木コジロー

24分 (14,253文字)
今は亡き父に

13 251

あらすじ

人生の終盤を迎えた中年男の回想的独白。 父はたぶん、この世の中ではたいした人間ではなかったのだろう、 それでもあの人はいつも俺の目の上にいた、 高い梢のてっぺんに……

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