赤い毒は蜜より甘く微笑む

お主が贄の役を果たさなければならぬなら、私はバケモノの役を果たさねばならぬな

和久井 玻緒

8分 (4,782文字)

7 64

あらすじ

 村の近くの山に、目の赤いバケモノが住んでいるという。  三年に一度、十に満たない子どもを生贄として差し出さなければ、呪い殺されるのだとか……。  満月の夜、俺は生贄としてバケモノに差し出された。

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