受賞

美代子

大嫌いだった祖母の若かりし頃を知った時、私の中の何かが変わる。

竹下エイミー

13分 (7,255文字)
妄想コンテスト『写真』にて佳作に選ばれました。ありがとうございました!

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あらすじ

厳しく口うるさかった祖母。そんな祖母を疎ましく思っていた美羽は、ある日老人ホームで、祖母が一枚の写真を握っていることに気付いた。 それは、若かりし頃の祖母。 その晩眠りについた美羽は、夢で写真の中の祖

目次 1エピソード

感想・レビュー 2

人に歴史あり

苦手なおばあちゃんの写真を通じて、おばあちゃんの過去に触れ、おばあちゃんの人となりを理解することで、気付けることもある。 優しい気持ちになれる素敵なお話です。 ぜひ読んでみてください。
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せつなくも温かい

世代の差のせいか、祖母に共感できない、あるいは嫌悪感すら覚えた経験は私にもあります。 でも、彼女達「おばあちゃん」にも若い頃は確かにあって、誰もが懸命に生きてきたことに変わりない… 一枚の写真を通し