感想・レビュー一覧 2件

冷たい世界に落ちる熱のかけら

のようなお話でした。穏やかなあたたかさとは対極の愛し方をする羊さんが怖いゆえに魅力的で、そのぶん冒頭のシーンを思い返すと胸がぎゅっとつまります。 淡々とした灰色の街のなか、狼さんが感情豊かに翻弄されて
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渇きの中に潜んだ確かなラブストーリー

何度か読み返しておりますが、やはり冒頭で鼻の奥がツーンと痛くなり、涙が溢れるのです。 短い物語の中に終始存在する渇いた空気感、不器用ながらもどこか温かみのある羊さんと狼さんの情が巧く絡みあって非常に好
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