温もり -完結-

寂しい心が集まるとき、そこに温もりが生まれる。生きるのに必要な温もりが。

りふる:活動お休み中

21分 (12,502文字)
小さな愛の物語です。

26 165

あらすじ

暁生は希望も絶望も持たない青年。 心に抱いていた温もりはいなくなった猫だけ。 ある日咲絵さんに拾われて一緒に暮らすようになる。 猫がいなくなってから温もりをくれるのは咲絵さんだけだった。 そして、暁生

シリーズタグ

目次 1エピソード

感想・レビュー 3

最後の結末に文学性あり

 全文を通して読むと「書きたい方向性」がしっかりと定まっていて、思いっきり文学をされています。キラキラとした情景が目に浮かぶ様です。  また、最後の場面には多面性があり、人によって見え方が異なるかと思
1件

それぞれの気持ちが滲んでしみる

登場人物を突き放したような印象の淡々とした文章ですが,それぞれの人物の悲しみや寂しさが垣間見え,最後まで引き込まれるように読んでしまいました. 語り手を介して見える世界を意識して書かれているから,物語

よかった

どうなってしまうのか不安でしたが、最後三人が本当の家族になって、ひとりぼっち×3 ではなくなったことに安堵しました。 タイトル通り、温もりに満ちたお話で、読み終えて幸せです。 ありがとうございました。
1件1件