空席

私を見ていた。それは静かに私を見ていた。何も言わぬそれはただそこに存在してた。

古瀬 美冬

6分 (3,109文字)

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あらすじ

 乗り慣れた列車で起こる非日常。常人では理解できない世界を私はただぼんやりと見ていた。

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感想・レビュー 1

存在の美

電車の空席から見えてしまう光景、そして陰惨なる光景。命を軽々しく見ているようで実はそうでもない。殺しを通じて死というそれまであったかの光景をなくしてしまう、儚さが胸をえぐり取られます。一見シュールな光
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