追想のハルジオン

僕はこの花が1人きりでも咲ける花だということも知らぬまま、馬鹿のひとつ覚えみたいに水をやり続けていた

綾瀬 シキ@やや多忙

14分 (8,000文字)
妄想コンテスト「花言葉」参加作品

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あらすじ

何にもない一面真っ白の空間に花が咲いてる。 茎も花びらもやたら細い、小さな白い花。 あの花は一体何のために咲いているんだろう。 その名前も、理由も、僕は知らない。 ただ、今日もあの花は揺れていた

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