心なく花はちる

進路に悩む高校生男子と、幽霊の心の交流

澄田こころ(伊勢村朱音)

19分 (10,929文字)
桜の季節はすぎてしまいましたが、桜の描写を堪能してください。

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あらすじ

寺に住む俺にとって、金縛りは日常の風景。 だからその日の金縛りにも、驚かなかった。目を開けるまでは。 暗闇のなか目をあけると、じじいの幽霊が俺の腹の上で正座してやがった。 やばい、呪われる…… 「カ

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