セミの王国と彼岸のスズムシ

セミとスズムシとの、ひと夏の思い出です。

十和田 夜気

17分 (10,121文字)
童話作品として書いていたものです。少しずつ更新できればと思います。

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あらすじ

季節は夏。とある吟遊詩人の若い女性が人々から伝え聞いた話に興味を抱くところから、物語が始まります。 不思議な森にあるという、セミの王国。 数種類の木々が立ち並ぶ森、その真ん中辺りには、セミたちの楽

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