芽吹く蝶

彼のうなじには蛹がいた

エニシダ

12分 (7,061文字)

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あらすじ

ある年の夏休み。 祖父の田舎に行った私は、従兄妹の景文くんと出会う。 どこか浮世離れした雰囲気の彼のうなじには蛹がいた。

目次 1エピソード

感想・レビュー 2

日常から始まる非日常

冒頭は誰もが経験するであろうシーン、なんですが。だんだんと非日常感が増して行き、ラストに向けての向かい方がとても素敵でした! 蛹の羽化って綺麗で明るい言葉って私思ってたんですが、表現によってここまで変
ネタバレあり
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現実から解離していく心のゆくえ

淡々と進む物語の裏側で,少しずつ変容し現実から解離していくいく人の心が,「蛹」の成長と重なり,やがて一体化していく展開にどきどきしました. 「サナギ」でなく「蛹」と表記されているのがどこか生々しい.
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