不透明だし歪だし

本当はぐにゃぐにゃ歪んでいたこころ、わたしは透明で円く真っ直ぐいたかった。高校二年生の双葉が自分に向き合う青春ストーリー

未知乃みちる@ちょびっとおやすみ

青春 完結
54分 (31,949文字)
思春期の女の子の一人称が好きなのかもしれない、と思いました。次回の青春文学賞に応募予定です(ありますようにーーー)

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あらすじ

高校二年生の双葉は従兄弟の正兄に憧れている。恋愛の好きと誤解されやすいが、あくまで憧れ。彼氏の時也は時々、正兄に嫉妬する。 親友の美樹は双葉は正兄が好きだと言って譲らない。 憧れと好きを区別している双

感想・レビュー 1

絶対に推薦したい一級の青春小説!

 作者は純文学作家であり、この作品は純文学作家としての作者の力量を最大限発揮し、主人公の心理描写を中心にして絶妙な巧さで展開していく。  私が非常に心を動かされたのは、主人公の心にある「憧れ」と「恋愛
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