いちじく

おばあちゃんのお葬式のお話です。妄想コンテスト「私が泣いた理由」応募作品。

柳成人(やなぎなるひと)

11分 (6,163文字)

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あらすじ

 祖母の訃報を受けて里帰りする僕。  先に祖父を亡くし、たった一人で暮らしていた祖母の晩年は痴ほう症に悩まされる壮絶な日々だった。  僕が最後に祖母に会ったのは大学の卒業を報告しに行った時。 「徹な

感想・レビュー 1

葬式の風景が上手く描かれていました。

葬式って親戚の存在価値を再確認する行事でも有るところを、上手く表現されていて、自然と頷いてしまいました。 大きな声、小さな声、どのような言葉よりも、説得力のある「愛情を背景にした思い出」が印象的でした
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