昼と夜の間で

昼と夜の間でニレは言った。退屈しのぎの愚痴だった。ただの愚痴のはずだった。

ルリトラノオ

SF 完結
13分 (7,559文字)
妄想コンテスト「昼と夜の間」参加作品です。

2 11

あらすじ

   昼から夜に向かうこの無駄な時間を、ニレは許せなかった。  ただ待つだけで何もさせてくれないこの時間を、ニレは許せなかった。    普段は貧乏ゆすりをしながら、ただひたすらに夜を待っていたのだが

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