橋の上の挽歌

太陽がずっと、沈まずに空で休んでいてくれればいい。夕焼けに染まる江戸の町。私は一人、夜が来ないようにと祈り続けていた。

はじめアキラ@「もう一度、落下」発売中

2分 (1,123文字)
超短編ですが、歴史っぽいものに挑戦してしまいました。といっても、時代が江戸時代なだけで、実際ただの恋愛なんですが。

3 10

あらすじ

――このまま、夜など来なければ良いのに。  橋の上で一人、夕陽を見ながらため息をつく私。  このまま夜が来ければいいのに、などと無意味なことを願うのには理由があった。  私はここで、ある人と待ち合わ

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