帰ろうか。

「誰か」とじゃなく「この人」と。

西野 夏葉

恋愛 完結
14分 (8,014文字)
夏目もかさん主催「冬をテーマにした短編(冬ものがたり)」、妄想コンテストvol.136「落としもの」参加作品

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あらすじ

最寄り駅を出ると、メッセージにある路線番号のバスのりばを探した。 こんなことをしていると、いつも通学で来ている街なのに、なんだか知らない場所に降り立ったような気分になってきた。 まあ、これから行く場

目次 ・ 全3エピソード

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感想・レビュー2

迫ってくるターニングポイントに怯えていました。

拝読いたしましたm(__)m 特別派手でもなく、物語性に富んでいる始まり方でもない。ごく普通の同い年の大学生カップル、物語の始まりでそんな『普通の二人』の姿が見えたからこそ、後半に向かっていくうちに、ほとんどの大学4年生に訪れるであろうターニングポイントが想像できてしまいました。そのときの選択はどうなるのだろう?と。 彼女の選択に年長者としては「違うよ」と心の中で思っていましたが、その選択はよくあることな気がします。 レポートを書くのが遅い彼は、心を決めるのもスロー。 淡々とした語り口のなか、冬の描写が見事でした。雪だまりのなかに落ちている黒い手袋とそこについてしまった白い雪。体感的に寒く感
ネタバレあり
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あ、この人好き

たった3ページの物語ですが、どこまでも続いていく日常の何気ない一日を実に巧みに切り取り、変わらない真綾と彼の人となり、揺れ動き変わっていく二人の関係を、生っぽい文章でストレートに表現している作品です。 この物語の語り手である真綾の、物事を斜めから見るひねくれ具合や臆病さ、ここぞというときにふざけてしまう純粋さもいい。 彼の名前が出てこないのも仕掛けなのかな。 楽しませてくれてありがとうございました。
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その他情報

公開日2020/11/13

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