感想・レビュー一覧 2件

冒頭とエンディングがとても好み

 餡子を木杓子で混ぜる音で、冒頭から作品の中枢である「作業場」に意識を引っ張り込まれるこの作品。小説としてはあまり取り上げられない「和菓子職人」の世界に読む気持ちをなだれ込ませると、そこからは老舗を受
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プロフェッショナルの一品

NHKの「プロフェッショナルの流儀」では、しばしば老舗を引き継いだ苦労人の息子が、店を盛り上げて繁盛店にする歴史が語られます。 そうした時、最も言われるのが「先代に比べて、味が落ちた」というセリフです
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