泡沫の願い

私の「兄」は、一生を懸けた大嘘吐きでした。

さくらぎりおん

14分 (7,969文字)

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あらすじ

運命から逃れられなくても、護りたい人がいる。傍に居たい人がいる。 ただ、キミを護りたい。その、笑顔を護りたい。 キミが、幸せだと。そう、微笑んでくれれば、それでいい。 それだけで、いい。 キミは、俺

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