家路

あの時、靴と靴下を雪で濡らした意味は、あの時なりに、あったのだ。

はしぐちむべこ

8分 (4,551文字)
雪国の方からしたら、「それぐらいで…」っていう感じの積雪バナシです…。

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あらすじ

最寄りのバス停から、歩いて三十分。中学二年生の下村美晴(しもむらみはる)は家までの雪道に、大きな足あとが付けられているのを見つける。それを付けた人物が、同い年の幼馴染、新堀大樹(にいほりだいき)である

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