さくら花びらひらひらり

どうせなら可愛く美しく咲いて散りたい

浅果好宗

13分 (7,410文字)

7 1,141

あらすじ

 蕾のときからずっと鮮やかに咲くのを願っていた。  たった一時でも美しく咲きたい。美しく散りたい。  桜の花びらが散るまでに見る光景。

感想・レビュー 1

力強くて儚い、けれど素敵です。

花びらの一生が、とても柔らかで優しい目線で語られていますね。 母である桜の樹の語りが包容力に溢れていて、とても安心感のある口調であるのも春そのものの様で心地好いです。 あらすじでは一瞬わがままな事
ネタバレあり
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