四月の魚

優しい嘘と辛い現実の先にあったもの、それはーー

左猫右雛

14分 (7,992文字)
四月の魚、知っていますか?

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あらすじ

 大学生の友也(ともや)は、事故で意識不明となった恋人の水葉(みずは)の見舞いへ度々病院を訪れていた。  そんな思いが通じてか、ある日病室で起き上がっている水葉を見ることに……しかし意識の戻った水葉は

感想・レビュー 1

巧みな構成で重いテーマも軽くなる

悲劇的な出だしから、主人公目線で物語に引き込まれていきます。この時点では一縷の期待をしながら読んでいました。 後半の怒涛の展開に前半に思い描いていたものが全て崩れ去り、新たに頭の中で構築されていくこの
ネタバレあり
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