クリームソーダの頃

「炭酸のようにはじける恋もあれば、コーヒーのように苦い恋だってある」

櫻井 理人

青春 完結
7分 (4,174文字)
『カルーアミルク』とあわせてお読みいただけたら嬉しいです。

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あらすじ

森山冬弥は、高校生活最後の学祭ライブに向け、バンド仲間と準備に勤しんでいた。 迎えた当日、ライブを見に続々と人が集まる中、冬弥が密かに思いを寄せる有坂美月の姿もあった。 そこへ、バンド仲間からその日の

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

一口飲めば思い出すあの頃

楽しかった『四人でいること』。 それは音楽仲間ってだけじゃなくて、いつでも頭を突き合わせてじゃれ合うようなひと時もあれば、キュンと歯の奥の苦みだって隠しきれなくて──。 一緒に飲んだクリームソーダの
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