137 那周 ノン 様

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137 那周 ノン 様

1 エブリスタ・小説家になろう 2 ファンタジー 3 ダークファンタジー・恋愛 4 思春期付近な年頃の子 5 自分の好きを詰める 6 成人向けなお話 7 情景描写 8 現在は【xxクロスオーバー(仮)】 https://ncode.syosetu.com/n8372fy/ https://pdfnovels.net/n8372fy/ https://estar.jp/novels/25566779 【あらすじ引用】 片や転生者が生まれ落ち、ロボットが存在する世界。 片や剣と魔法、そして呪われた存在がいる世界。 交わることのない異世界の住人同士が出会ったら――。 ────レビュー全文 1 物語の始まりは 紫電のテスト飛行の場面から始まっていく。順風満帆と思われた帰還飛行中に突如警告音が鳴り響く。一見何もないように思えた空は歪んでいた。異常な魔力濃度に反応したためと思われる。一気に加速し、危険領域からの離脱を試みようとしたのだが……! 2 関連の物語について 【異世界に創作キャラと転生しました。】 https://ncode.syosetu.com/n3412ef/ 転生者が生まれ落ち、ロボットが存在する世界 〈こちらの作品のあらすじ〉 天界での書類上の手続きのミスで学校からの帰宅中に事故に遭って死んでしまいオタク少女。現実世界での輪廻転生までの待ち時間は150年。 担当の女神に猛クレームを入れた結果、異世界転生する事になった。そしてお詫びとして、主人公がよく知り、信頼するパートナーを一緒に送り込んだと言われるのだが……? 【片翼の鳥~出会いと別れの物語~】 https://estar.jp/novels/25473599 の剣と魔法、そして呪われた存在がいる世界 〈こちらの作品のあらすじ〉 表向きには平和に見えても、絶えず争いの怒っている世界で、人間の殺めた魔族により呪われ、強大な呪いの力に苛まれる者たちが存在した。彼らは“呪い持ち”と呼ばれており、身近な者たちに不幸を呼び込み死に至らしめる呪いを“喰神の烙印”と呼ぶ。その力を継承し、永遠を生き続けることを余儀なくされた一人の少女が、世界の混沌とした流れを作り替えた手記、『黎明の立役者』の物語。 上記二つの登場人物が出てくるコラボ作品。 3 関連の登場人物について ・若桜 昶(わかさ あきら)手違いの事故により異世界から転生した元オタク女子高生。しかし一般的なイメージのオタクとは異なるマニアックなものを好む。射撃の名手や鉄道など。 ・涼月 亜耶(すずつき あや)若桜 昶の1次創作作品から産まれた人物。女神によりこの世界に転生された。想像上の人物でありチートレベルの能力を持つ。 〈呪いの烙印のある二人〉 ・ビアンカ 好奇心旺盛。彼女たちの辿り着いた世界の住人。 ・ヒロ 普段は優しく、にこやかな人? 彼の仕事は彼の領分である海の秩序と治安を守ること。 呪いの烙印は、人格を持っているようである。 4 物語について ある空間に吸い込まれ、謎の少女に”また逢いたかったから呼んだ”と言われた二人だったが、彼女との面識はない。抗議するものの、謎の言葉を残し、二人は別世界へと送り込まれてしまう。 着いた先で最初に出逢ったのは、以前に逢ったことのある人物たちであった。異世界から異世界へというのは、なかなかないのではないだろうか? 時間を超えるなどのスタイルならば見かけるが。ここでいろんなことを考えさせられる。異世界に転移した経験のある人間は、やはり”慣れているのか?” と、いうもの。例えば仕事なら、同じ職種につけば”慣れており、初動が分かる”などの利点もあり得るが。そう考えると、とても興味深い現象だと感じる。 果たして、二人は元の世界に戻ることができるのであろうか? 5 感想 異世界転生により、異世界に行った住人が更に別の世界に行くというのは、面白いと思う。異世界ものとファンタジーの違いは、異世界ものというのは”前世の記憶”を持っていることが多く、元の世界は現代である。すなわち、異世界もしくは空想の生き物や存在に対しての予備知識があることが多いのだ。自分が異世界に居ることに驚きはしても、ある意味耐性を持っていると言っても過言ではないのではないだろうか? 異世界同士というのは、とてもややこしい状態になるのだなと感じた。例えば地球に暮らしており、インターネットなどを活用することができるなら、他の国に対してそれなりに知識を得ることはできる。何が違うのか? どんなモノが共通なのかを事前に知ることができるということだ。 しかしそれが異世界であったなら、未開の地と同じ。無知であり、何が通じるのか分からない状態だということ。例え言葉が通じたとしても。そんなことを疑似体験できる物語だな、と感じた。 6 見どころ 異世界(同士)コミュニケーションというのは、異文化コミュニケーションと非常に似通っているなと感じた。もし似て非なるものが存在し、その事に気づかず話を進めていたならば? 噛み合っているような、嚙み合っていないような、誤解を招いたままその事に気づかず話が進み、何となく納得してしまうのではないだろうか? そういった笑いがここにはある。 元の世界に戻る方法のない昶たちは、ビアンカの力を借り伝言を受けとる。その事によって次の目的地が決まるのであった。しかしこの時点でも、二人をこの世界に呼んだ人物の詳細は不明。次の行き先で無事に見つけ出すことはできるのだろうか? 果たしてその正体とは?! あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? お奨めです。
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