音のない囁き……あまく

また発症してしまった、あの奇病。

tonop

14分 (7,913文字)
20代前半は、日本酒でたびたび記憶を失くしていました。よくあれだけ呑めたものです。尿酸値が怖くなかった時代です。

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あらすじ

「ねぇ、覚えてる?」  目覚めると、妖しい眼差がそう囁いた……ように思えて―――。  ベッド上の見知らぬ美女。しかし彼女のその視線は、動く気配を見せず……。  またやってしまった……。  抱えた二日

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