復讐劇の緞帳は、真紅であるべきだ

怒りは本人にとって正当かもしれない。しかし、他所から見たらどうなるだろう?

夏夜やもり

ミステリー 完結 過激表現
6分 (3,534文字)
趣味に走ったお話。  注)主人公が胸糞要素です。

50 1万

あらすじ

【簡易あらすじ】 「隼人と言う下郎に、私は復讐する」 彼の顛末を記したお話です。 【詳細あらすじ】 大正の財閥には、人格破綻者が現れることもある。今回はその一人を紹介する事となるだろう。 彼は財閥

目次 1エピソード

感想・レビュー 3

手に汗握るような作品でした

おどろおどろしい描写に、終始ハラハラさせられながらも、緻密に計算された心理描写や、予想を裏切るような進行に、読んでいて熱が入ってしまうような作品でした。
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まさに鬼才

まるで大正時代のサイコパスをその目で見てきたかのような臨場感でした。 独特のワードセンスから織りなされる文章は鬼気迫るものがあり、あっという間に不思議な世界観に引き摺り込まれ、心を鷲掴みにされました。
ネタバレあり
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その先を見たいと思う秀逸な作品

 プライドが高く傲慢、また自分の望み通りに物事を進めるたなら手段を選ばない一人の男の視点から語られる物語である。  冒頭から最後まで、テンポよく続く文体と読者を一気に物語の世界観へ引き込む文才が素晴
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